4k8kの工事をするには4K8K対応の測定器が必要です。

BSで4K放送が始まっていますね。

お客様からの御問い合わせが増えてきたので弊社も昨年、測定機器を更新しました。

 それにしても測定器を買い替えるのこれで何度目でしょうか。

 

ちょっと在庫で残っている計器を振り返ってみましょう。


アナログ放送の頃のレベル計から始まりました。

アナログVーUレベル計

(このころは電界測定という言葉もありませんでした)

切り替えスイッチが年代を感じさせます。

 

次に

電界強度の測定用器。

DSCN5520

BSアンテナの工事が増えて、

テレビが間に合わない現場や屋根上作業用にBS測定器

(このころはまだBSもアナログ)を導入。

DSCN5521

ケーブルテレビの工事請負に合わせて多チャンネル放送対応の測定器を購入。

アナログレベル計V-U及びCATV

地上デジタルが始まると従来のアナログのレベル計では測定できないので

当然のようにデジタル対応測定器へ。

VHF・UHF・地デジ・BSCSアナログ

BS/CSアナログからBS/CSデジタルへ測定器を更新、

地上デジタル BSアナログ測定

地上デジタルの測定には電波の強さではなく信号の品質が重要、

dBやC/N比ではなくBER・MERの測定が肝要と言われ買い換えました。

地デジBERMER測定・BSCSデジタル

700MHZの対策工事に必要と言われLTE対応の測定器へ更新。

4k8k放送の受信確認と測定のために今回の買い換え。

4K8K対応測定器

これが最新のマスプロのLTC-5。

左旋電波を測定して2K4Kはもちろん8Kにも対応できる優れもの。

 

各測定器も数万円から十数万円する機械で決して安くは有りません。

・・・こうしてみると随分投資してますねえ。

しかし、御客様へ安全・安心をお届けするためにはある程度の出費は避けられません。

これからも必要に応じて測定器を買い換え、買い増ししていくことでしょう。

 

お読みいただきありがとうございました。

 

 



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