配線確認が不十分で電球を割ってしまいました。
店舗の出店をお手伝いです。
IH調理器200V用の配線コンセントの追加に伺いました。
工事は無事に終了。
他にも不具合があるとのことで追加工事を依頼されました。
エントランス周りと看板のスイッチがタイマーで制御されているのですが
タイマーが壊れているのと壁から出っ張ってて邪魔なので
普通のスイッチに戻したいとのことでした。
タイマーの現状の配線をメモと写真に控えて
配線が判別できるように一本一本表示をします。
タイマーで切離し、替りに埋込スイッチで手動で入り切りするようにして終了、
・・・・のはずでした。
作業完了して何の気なしにスイッチをいれると
「パン!」
と大きな音を立ててブレーカがとびました。
「うおっ?」
タイマーの配線が一般的な配線でなく電源が逆に入っていたのです。
(同一回路型配線と別回路型配線、と言えば判る方には判ります・・・)
しかも相の違う2回路が同じスイッチボックスに混合されていたようで
偶然にも電灯単相3線式における中性線欠相状態になってしまったようです。
つまり100V電源の照明機器に200Vが入ってしまったのです!。
興味のある方は「はらでんフェスタ」が再開されましたらお越しください。
図解で説明させていただきます。
良く確認すれば、調べれば判ることなのですが、横着というか
慣れで作業してしまったので結果的に誤結線となってしまいました。
看板灯とスポットライトの球が破損です。
配線を修正して他の者に届けてもらった電球を交換。
電球型だったのが幸いし照明器具に損害は無く無事再点灯。
事無きを得ました。
余分な手間と時間をかけてしまって御客様には大変申し訳なかったです。
既存の回路は増設や改修を繰り返すと片線だけ電源送って
接地側の白は手近な別回路から取ってしまう、とかやっていくと
訳わからんことになってしまい迂闊に手が出せなくなっていることがあります。
前の工事者がどんな配線結線をしているのかは調べないと判りませんし
それどころか調査しても判明せず(今回のような事故がおきないように)
切り離して隔離することも有ります。
弊社も細心の注意をはらいますが御客様の御理解御協力も
よろしくお願いしたいところです。
お読みいただきありがとうございました。