冷風ダクトの修理です。

機械の修理に得意先に伺いました。

依頼された修理は完了しましたが担当の方から呼び止められました。

「ここの冷風ダクト、工員さんがフォークリフトぶつけて壊しちゃって。

修理できるとこ知らない?。

ダクト業者に頼むと見積もりが何十万とすごい金額で・・・。」

「たしかにダクト業者はビックリする金額の見積出してはきますが、

細かい修理ではそこまでかからないはずですよ。

ちなみにこの程度ならウチでもできます。

小声で(高いですけど・・)。

「ホント、じゃあついでに診てって見積出してくれる?。」    

「喜んで!。」

 

落下した分岐ダクトとジャバラ。

DSCN5124 既存ダクト 破損継手内寸

ちぎれたダクト本体。

saaDSCN5122

(水色の矢印の穴がちぎれた跡です)

材料を選定して見積します。

 

(お客様にとっては)金額が小さかったそうで即了承されてきました。

大至急とのことで次週には工事になりました。

(6月中旬で真夏日がちらほら発生してきましたので

現場から相当せっつかれたようです)

DSCN5114

断熱材を丁寧に切開して鋼板ダクト本体を露見させます。

DSCN5173

ちぎれたダクトのつなぎ目に

DSCN5174

フランジを取付

DSCN5179

ダクトを結合

saDSCN5180

断熱材を戻して完了です。

 

 実は別の工場でダクトの追加や修繕をしたことがあるので要領は判っています。

しかし今回は本体の角ダクトの大きさに比べて分岐ダクトの径が大きいため

フランジの縁のかかりが少ないのでそのままビス止めだけだと心配です。

補強のアングルを入れたりして少し手間取りましたが無事に完了しました。

 

 

「イヤー、助かったよ。

お宅は何でもやってくれてスゴイね。

これからも電気以外でいろいろ相談に乗ってもらえるかい?。」

「喜んで!。」

御依頼ありがとうございました。

 

 

 



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