ビジネスホンの不調改善:カールコードの交換

得意先からまたまた無理難題、もとい、変わった相談がありました。

「会社のビジネスホンが調子悪い。

電話器と受話器の間のカールコードが切れかかってるんで

同じカールコードを買ってきて交換したんだけど

音が小さくなって聞こえなくなっちゃって。

やっぱ専門家じゃないと無理かねえ。

 納入業者に訊いたら本体交換が必要で13台でウン十万だって言われて弱っちゃった。

診てもらえる?。」

「・・・・とりあえず伺います。」

 

某NT○西日本のシステムです。

 よくあるビジネスホン,、外線内線両用型ですね。

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(一番酷いコードは外装が破れて芯線が風前の灯・・・)

弊社も在庫のテスト用・貸出用の予備の家庭用電話機、数種類を持ち込んで

カールコードを交換して試してみます。

「・・・たしかに声が遠くなったり通じにくくなったりしますね。

見た目は同じですが・・・」

「ビジネスホンはコードも専用なのかねえ。」

「持ち帰って調べてみますので少しお時間いただけますか。」

 

予備のビジネスホンからコードを一本お借りして色々調べてみますと

カールコードにはクロスケーブルとストレートケーブルと二つの仕様があって

ちがう仕様のケーブルを使うと一方の通話が聞こえなくなったり

音量が下がったりするらしいです。

 

しかも某N○Tは少数派のケーブルで一般的な家電量販店では取扱がありません。

 

 家庭用の電話器は本体の横からコードが出ていますので直線部分が短く

全体がカールしていますがビジネスホンのため電話器の裏で取り回せるように

直線部分の長い商品が必要です。

CIMG3856

(矢印の長さ分カールしてない直線部分のあるコードでないと

うまく収まらないのです)

この形にさらに合致する商品は更に少なく、なかなか見つかりません。

 

一応某○TTとその工事店にも問い合わせしてみましたが修理対応や

部品売りはしてないそうでコードが痛むと本体ごと交換するのが一般的とのこと。

なんという殿様商売(というか○ったくり?)でしょうか?!。

ぼやいても仕方ないのでアレコレ探してようやく一社だけ発見。

他にも罠があるといけないので最初は1本だけ取り寄せて動作確認。

2-3日様子を見ていただいてOKだったので残り12本を取り寄せて後日取替。

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結構な手間と日数かかりましたが無事に交換完了になりました。

 

 「こんなに安く修理できて助かったよ。

ありがとう!!」

 

御依頼ありがとうございました。

 

 

 



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