水力発電所を見学しました。
春日井市にある中部電力玉野水力発電所。
大正10年に500Kw出力で発電を開始し、設備改修を繰り返しながら現在も現役として活躍しています。
春日井市内庄内川に設置されている玉野発電所。
発電所に水を供給する玉野堰堤は、JR中央線定光寺駅すぐの所にあり、ここから玉野用水(導水路)約2000mを通って発電所横の貯水槽へ。
ここから落差16.42mの水圧鉄管を通り、6.6kV、625kVAの三相交流同期発電機の水車を回して発電します。
この玉野発電所の発電能力は他の火力や原子力発電所に比較してうんと小さいので、鉄塔の特高圧送電線で
はなく電柱の高圧送電線に直接接続されています。
小さいながらもこの玉野発電所は、燃料不要で廃棄物を出さない、縁の下で私たちの生活を支えてくれる
まさに今の日本に必要な発電設備と言えそうです。