SDGsって何?

「SDGs」 エスディジーズ と読みます。

ここ数年聞こえるようになったこの言葉「SDGs」

この「SDGs」っていったい何でしょうか?

 

SDGs=「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称

です。

 

2015年、国連サミットで採択されたもので、国連加盟193か国が2016年から2030年の15年間で
「誰一人として取り残さない」ことを達成するために掲げた目標です。

 

このサミットでは、2015年から2030年までの長期的な開発の指針として

「持続可能な開発のための2030アジェンダ」が採択されました。

この文書の中核を成す「持続可能な開発目標」をSDGsと呼んでいるのです。

 

 

SDGsは、2000年に国連のサミットで採択された「MDGs(エムディージーズ/ミレニアム開発目標)」

が2015年に達成期限を迎えたことを受けて、MDGsに代わる新たな世界の目標として定められました。

それまでのMDGsは、以下の8つのゴールを掲げていました。

ゴール1:極度の貧困と飢餓の撲滅
ゴール2:初等教育の完全普及の達成
ゴール3:ジェンダー平等推進と女性の地位向上
ゴール4:乳幼児死亡率の削減
ゴール5:妊産婦の健康の改善
ゴール6:HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止
ゴール7:環境の持続可能性確保
ゴール8:開発のためのグローバルなパートナーシップの推進
(外務省ホームページより)

「極度の貧困と飢餓の撲滅」「HIV/エイズ、マラリア、その他の疾病の蔓延の防止」などが織り込まれている

ことからも分かるように、MDGsは先進国による途上国の支援を中心とする内容でした。

しかし、MDGsについては、途上国からこんな意見も出ていました。

乳幼児死亡率の削減など、発展途上国が抱える問題を挙げ、解決策を探った。

だが、その内容は先進国が決めており、途上国からは反発もあった。

進展には地域の偏りなどの「見落とし」があったとも指摘された。
(朝日新聞デジタル「SDGsって何?」より)

 

それを受け、2015年に新たに策定されたSDGsは、

2030年までに達成すべき17のゴール(目標)と169のターゲットを設定し

誰ひとり取り残さないことを目指し、貧困・格差の撲滅など持続可能な世界を

実現するための取組みであり、先進国と途上国が共に取り組むべき国際社会の

普遍的な目標

なんです。

 

次回からその目標を一個ずつおさらいしていこうと思います。

次回はまずは 第1目標「貧困をなくそう」

 

※内容は外務省、朝日新聞デジタルより出典



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