配管内で配線が短絡してました。その3
「配管内で配線が短絡してました。その2」の続きです。
リミットスイッチも弊社は在庫を持っていませんので
お客様の予備品を使います。
箱入りの商品だったので中身を信用して取替えて試運転。
・・・状況は変わりません。
それどころか手動でマグネットを作動させてローラーを動かしていましたら
正規位置を通り過ぎたローラーが戻ってくる際にリミットスイッチが
巻き込まれて壊れてしまいました。
「ええーー??。」
慌てて電源を切ってリミットスイッチを確認すると、
両方に振れるはずが片方にしか振れません。
壊れて動かないのではなく元々動かない商品のようです。
「アチャー・・・・。」
形が全く同じでもリミットスイッチには基準位置から左右に振れる両用型と
片方にしか動かない片方型とあります。
箱は両用型の品番でしたが中身は片方型の商品、
ご丁寧に型式の刻印された蓋も交換してあったので
信用して取付してしまったのでした。
(想像ですが余った部品で組み立てられたニコイチでしょう。)
またもや調子が悪いと外したリミットスイッチを手元で再点検して
一応動作している?ので元へ戻します。
(何やってんだか・・・・。)
リミットスイッチが今の所動いているので原因は他にあるのか?。
手元スイッチである押釦スイッチを配線から外して単品で
動作確認します。
単純なA接点で動作も支障ありません。
(調子は良くないかもしれませんが)目ぼしい機器は点検しましたので
いよいよ原因不明です。
工場が閉まる16:00時となり、残念ですが
今日の所は切り上げることになりました。
(本来は土曜日で生産がない為、工場は閉まっているのですが
弊社他数社がメンテで入る為に開けていただいていたのです。)
事務所へ帰ったら現場の状況からシーケンス図を起こして
原因をゆっくり考えたいと思います。
お読みいただきありがとうございました。