マンションの共用灯(誘導灯兼用型)の交換ですが・・・。
鉄筋コンクリート造りのマンションで階段・廊下共用灯の交換を
依頼されました。
蛍光灯では2年ほどで球切れになり結構頻繁に交換する必要があります。
オーナー御夫妻が交換されてきたそうですが
「高齢になり頻繁に交換するのはしんどくなってきた」そうで
見積依頼がありました。
現調して金額を提示。
LEDの後継機種と交換することになりました。
照明器具の入荷を待って最短で工事に伺いましす。
交換作業を進める中で一点疑問が発生。
この照明器具は普段は階段廊下の照明として
暗くなったときだけ点灯するようになっているのですが
夜間、火災などで停電した時でも内臓の蓄電池で
点灯して避難を助ける、誘導灯兼用型の照明器具でした。
交換の為に分解していくと・・・。
蓄電池の配線が電源ユニットに繋がっていません。
(カプラが外れているのが見えますでしょうか?)
これでは停電時に点灯せず、宝の持ち腐れです。
もしかして蓄電池が消耗すると点滅やブザーでお報せするタイプなら
ウルサイので外しておくこともあるのかも?危惧し
オーナー御夫妻に確認しましたが
「そんなはずは・・・。」と絶句。
なんでも数年前に外壁の塗り替えに合わせて照明器具も
全て交換されたそうなのでその時に接続し忘れたのでしょうか?。
こちらがLEDの後継機種。
もちろん弊社は蓄電池の配線を忘れず接続。
ガラスグローブをはめる前に点灯試験。
試験ヒモでの点灯だけでなく、
ブレーカを切って停電状況を再現し内臓電池(だけ)で
キチンと点灯することを確認しました。
ビフォー
アフター
大災害でもない限り停電自体が滅多に無い今日この頃ですが
せっかく付けるなら活用したいですね。
御依頼ありがとうございました。