電気錠の配線工事をしました。

縁あって6軒1棟のアパートの電気工事をさせていただきました。

共用の入口にはオートロックの電気錠がつきます。

大工さんの造作中に配線を仕込んで、内装外装完了に伴い器具取付。

電気錠も電源通して試運転、と思いきや動きません。

「おかしいな・・・。」

電気錠システムは会社であらかじめ仮組して動作確認しているので

動かないはずはありません。

あれやこれや調べてもどうしても判らないので電気錠制御盤メーカーの

サポートセンターに電話で相談してみました。

配線状況やエラーコード(LEDランプの点灯と明滅)を説明して

相談してみると、

「扉の電気錠、シリンダー部と配線が接続されてないのでは?。」

とのこと。

扉と電気錠シリンダ部はサッシ屋さん(扉の納入・取付業者)の

担当(のはず)です。

とは言え手詰まりなので言われたとおりに電気錠配線を扉から

引き釣り出してみますと・・・。

「・・・ありました。」

(扉ヒンジ、配線導入部分)

操作線2芯配線と電気錠側の8芯が繋がっていません。

「ええーー!?。」

弊社が今まで施工した現場では扉の中の接続はサッシ屋さんの

担当でしたがこちらの建築屋さんでは勝手が違うようです。

早速、扉付属の2線化アダプタを使って弊社で配線接続。

無事に動くようになりました。

施工の分担も元請けによってちがうんですね。

勉強させていただきました!!。



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