24時間換気扇の修理
某ハウスメーカー(ビルダー)の仕事を下請けで施工させていただきました。
24時間換気の工事も含まれており本体設置やダクト工事を行ったのですが
当社の不手際があり破損してしまった為メーカーを
呼んで修理してもらうことになりました。
本体が大きいため通常の点検口では作業できず
和室の畳を上げて床の下張をめくっての作業です。
24時間まわし続けるために大型のファンで静かに動作するようになっています。
少し前から「高気密、高断熱」が住宅の条件の一つになりましたが
たしかに省エネにはなりますが新鮮な空気が入らず淀んでしまうのと
建材や家具から出る化学物質によるシックハウス症候群も
問題になりました。
そこでこのような機械で外気を取り入れ、室内の熱を逃がさないように
熱交換しながら室内の空気を循環させて排気、ということになりました。
外気取り込み側のフィルタ。
虫取り網とHEPAフィルタで花粉もカットだそうです。
左上の丸い穴が吹き出し口。居室にそれぞれ取り付けしてあり
新鮮(?)な空気を供給します。
窓を閉め切ると確かに温かい(涼しい)し静かです。
しかし機械が動く前の工事中の室内はななんだか息苦しいのも確かです。
大きなビルでは空調(エアコンではなく空気循環装置のこと)が止まると
息苦しいそうですがこんな感じでしょうか。
花粉症の対策にもなりますし時代の流れかもしれませんが、
なんだかなあと思う今日この頃です。