門灯が復活しました。

市内の高級住宅街、門塀の入口脇に門灯を併設されているお客様です。

「夜スイッチ入れるとチカチカするようになって・・・。

もう寿命かね。

蛍光灯のはずだけど一度も球替えしてないし

そもそもどこから交換するのかサッパリ。

器具まるごと交換しないとイカンのかなあ。

診てくれる?。」

「喜んで伺います。」

あまり見かけない珍しい形の門灯です。

伺って眺めていると下面の白い樹脂セードが動くので

側面、端の蓋を外せば交換できるのでは・・・

アタリです。

蛍光管はU型蛍光管であまり使われてない形式です。

 

 

今はほぼ使われない球なので手に入るか心配でしたが

問い合わせてみると13Wなら現行のツイン1型蛍光管が

補修部品として使えることがわかりました。

(新旧の蛍光管比較です)

グローランプも真っ黒だったので同時に交換。

みごと点灯しました。

セードと側面を戻して完了です。

 

点灯の様子・印象からまだしばらく使えそうです。

グロー式と安定器の組合わせは構造がシンプルなので故障とは縁遠く、

40~50年前の機器が現役なことも珍しくありません。

反面、半導体を使ったインバーター式の器具は即時点灯で

消費電力も少ないのですが10数年で点灯しなくなってしまいます。

それを考えると便利や省エネも考え物だなと思いました。

「よかったー。

さすが電気屋さん。

すごーーい。」

・・・恐縮です。

喜んでいただけて何よりです。

御依頼ありがとうございました。

 



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