動力契約の減設工事です。その2
「動力契約の減設工事です。その1」の続きです。
以下は食堂を経営されているのお客様の例です。
集合ビルのテナント店舗で店内接客スペース(10~15人ほど)に
床置きの動力エアコンが一台。
更新前は8kw相当の負荷設備契約でした。
(本体は5kw位ですが大昔の機械なので温まるまで時間かかるので
オプションでヒーターとファンが付けてあり合計で8kwだったらしい)
調子が悪いので10年ほど前に同じ性能の床置きエアコンと入替しました。
負荷設備契約の仕組みを知らないお客様は電力会社へ連絡しませんでした。
他の用事で来た電気屋さんに毎月届く電気料金の通知書を見せたら
「もっと節約できるよ。もったいないよ。」と言われその電気屋さんに
申請してもらいました。
現在機種は省エネ型で電力会社の設計と検査では4Kw相当と判断されました。
基本料は1kw=1,144円/月で計算されます。
8kwの場合 1,144円 × 8 = 9,152円/月
4kwの場合 1,144円 × 4 = 4,576円/月
月々の差額 4,576円/月
年間差額 4,576円 × 12月 = 54,912円/年
10年間の差額 54,912円 × 10年 = 549,120円
549,120円!!
(基本料は随時変更されますので上記の限りではありません。
イメージでお考えください。又、使用料は全く同じと仮定しています。)
エアコンを入れ替えた時に中電に申請しておけば
10年間で55万円近い金額が節約できたかもしれません。
ビックリですね。
塵も積もれば・・・です。
今回の例ではブレーカや配線の改修が無く、調査と申請だけだったので
電気工事店の手続き費用は2万円強ですみました。
工事が必要な場合はその分追加になりますので御理解ください。
(見積させていただきます)
お読みいただきありがとうございました。