エアコンの取替ですが縦寸法が足りません。
得意先の事務所でエアコンが冷えないとのことで取替しました。
壁掛けエアコンから壁掛けエアコン。
現地調査したのは他の者ですが急用が入ってしまい
どうしても抜けれない、頼むとのことで頼まれました。
(つまり筆者的にはぶっつけ本番)
「エアコン一応動いてたし、作業は特に問題無いと思うよ。
よろしく。」
当日は一人で現地へ行き挨拶して作業開始。
早速ポンプダウンを試みましたがコンプレッサが動きません。
冷房にしても送風のみ、強制冷房にしても動かないのでコンプレッサか基盤の故障。
(汗、、)
しばらく悪戦苦闘して不完全ですがガス回収し配管を切断。
室内機を改めて見直すと既存の室内機の縦寸法が小さい(低い)。
代替のエアコンはお値打ち品で縦300mm
「・・・・やられた(笑)。」
壁掛けエアコンは取付板を壁に固定して
それに室内機本本体を引掛ける構造です。
取付板より若干上に空間がないと引掛けられません。
取付穴が決まっているのでこれ以上は下げれない・・・。
本来なら同じ縦寸法のエアコンを選定するのが正解ですが今更です。
「・・・待てよ。」
既設の冷媒管穴も妙に縦に大きい。
天井の様子から推察するに、
{元々は天吊り一方向型のエアコンが付いていて
前回更新の時に壁掛けのルームエアコンに交換、
やはり穴位置が高すぎるので穴を広げて、
なおかつ縦寸法の小さいエアコンを選定して
ギリギリで取付した}
ような雰囲気です。
お客様に確認すると果たしてそのとおり。
筆者も穴を拡大することを了承してもらい
なんとか取付することができました。
外壁はラス壁なのでモルタルを斫って拡大・・・。
天吊りの名残なのか貫通位置は左抜きで
配管は背中接続でさらに手間が増えます。
(室内機上部に余裕が無いので室内機を浮かせられない
=作業スペースが狭くとてもやりにくい)
とほほ。
何とか取付できました。
ビフォー
アフター
やはり下見・準備は大事ですね。
お読みいただきありがとうございました。