パンザマストの撤去しました。その2
パンザ柱の撤去ですが意外と大変です。
「組み立てたならそのまま抜けばいいじゃん、刺さってるだけだし」
・・・・これがそうはいかないんですね。
組み立てたパンザ柱はコンクリ柱と同じ用途で使われることもある
=がっちり組み合わさって地震台風でもびくともしない強度なのです。
各段が自重でキッチリとはまり込んでしまいちょっとやそっとでははずれません。
引っ張ったり叩いたりしてもダメ。
専門業者は油圧ジャッキとアームを組み合わせた専用工具を使って機械力で
一段すつ押し出して外していくそうです。
(上記3点の写真はトーエネックさんのHPより引用させていただきました)
シメラと腕金を組み合わせて一段ずつ引き抜いていくパターンや
根っこを切って建柱車で丸ごと吊上げおろす方法もあります。
興味のある方はググってみてください。
当社には専用の工具はありませんしノウハウも無いので本来なら断る仕事なのですが
高所作業車が搬入設置できるスペースがあるとのことで例外的にお引き受けしました。
次回はいよいよ撤去作業です。