住宅配線の断線調査です。

   町内の御宅から「断線調査と修理してほしい」と連絡いただきました。

??一般のお客様から明確に「断線調査して」と言われることはあまりありません。

「電気がつかん!」とかが普通です(笑)。

 

ともかくレスキュー出動!です。

 訪問してみると築数十年の母屋に離れや台所を増築し改築して

現在に至る、といった農家にありがちな家の造りです。

 

御話をうかがうと前の日に母屋の北側半分だけ電気が使えなくなり

中部電力に来てもらって調べてもらっていたそうです。

ブレーカは全てはいっているし使える部屋と使えない部屋が比較的明確なので

「中電側(供給側)のトラブルではなく回路の途中で断線しているのではないか?」

「宅内はお客様設備なのでどこか電気工事店を呼んで調査と修理を

たのんでください」

と言って帰って行かれたそうです。

そうなんです、中電が責任もってくれるのは電気が建物に入るまで、

建物の電気はお客様の自己責任なんですね。

(今回のように宅内まで調べてくれるほうが珍しいです)

だから依頼が「断線調査」だったんですね。

 

一通り確認したあと天井裏へ。

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写真でみると広そうですが梁の上も下も30センチ前後でとても狭いです。

ちなみに充電ライトがこの高さです。

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おおお。碍子引き配線が現役です!!。古―――(失礼)。

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ススにまみれて検電しながら配線をたどっていくと一ヶ所怪しい所が。

碍子引き配線と新しいケーブル電線の接続部で電気が止まっているようです。

絶縁テープをめくっても繋がっているようにみえますが・・・。

 DSCN7628

 検電器を信用して接続直しをしてみました。

 部屋に降りて確認するとドンピシャ!です。復旧できました!!。

 

写真下側のテープを剥いた接続部が原因でした。

ネズミにかじられた跡もなかったので経年劣化と錆でしょうか?。

お客様に説明して各所を復旧して完了です。

 

今回は天井裏に人が入れる状態だったので何とかなりましたが

最近の家は配線が見えなくなっているし見えても手が届かなければ

修理しようがありません。壁や天井を破って大工事になってしまうとこでした。

 

何事もそうですがある程度の余裕は必要ですね。

ありがとうございました。



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