運送会社の事務所で漏電調査です。その2
その1、の続きです。
応急処置終了後、お客様に屋根上の写真を見せながら
雨どいの穴が見えない(詰まっている?)
折板屋根の谷部分や破風部分に落ち葉が積もっていた
大雨が降ると屋根の水が流れず溜まって冠水状態(になるのでは?)
配線接続部水没
水没=漏電
の可能性について説明させていただきました。
屋根の清掃はお客様が「知り合いの業者を頼んでみる」とのことでお任せしました。
事務所に帰ってしばらくして当社に電話がありました。
業者さんが忙しくて「何時行けるかわからん」と断られてしまったそうです。
「原田さんとこで掃除やれるとこ紹介してくれんか」
「明後日からの大雨の予報だ、またブレーカとぶとイカンでその前に何とかしたい」
えええーーー。
一般の「ハウスクリーニング業者」か「給水排水設備の業者」か
はたまた「何でも屋」か。微妙な領域です。
当社の協力業者さんで当てはまるところが無いことはないですが
費用も高くなります。
なによりこれから手配では「明後日まで」にはとうてい間に合わない。
・・・・・・わかりました!当社でなんとかしましょう!!。
ついに屋根の上の掃除まで引き受けてしましました(笑)。
(当然有償ですけど)
2階建てアパートの樋の掃除を高所作業車で手伝ったことはありますが
平屋とはいえ屋根の掃除はやったことがありません。
(普通のホコリや枯葉は流れてしまいますから基本必要ないですし)
危険の無いよう、いろいろ準備します。
次の日、早速作業開始です。
折板の谷部分と破風板の内側の雨どいに積もった松葉を取り除いて
可燃ごみの袋に詰めていきます。
手で剥ぎ取ると絡んだ松葉が固まりになって持ち上がります。
下の方は腐葉土状態でほぼ土になっている箇所もありました。
最後はホースで水を流して樋の詰まりを解消して完了です。
まばらに見えましたが集めると意外と量があって「岡崎市可燃ごみ袋 大」に
8袋もなりました。
慣れない作業でもあり大変疲れましたがお客様には喜んでいただけました。
御依頼ありがとうございました。
追記:
掃除後翌日の大雨でしたがブレーカーはとばなかったそうです。
慣れない掃除のかいがあったかなあと思います。