ブレーカー故障で伺うと極性が反対?
市内のマンションで御住まいの御客様です。
「元のブレーカがしょっちゅうとんで困る、
中電に電話したら入れ直し方は教えてくれたけど
入れてもスグとぶ、再度電話したら電気屋さんに見てもらって
と言われた、見てもらえる?」
もちろんです。
はらでんレスキュー、承りました!。
訪問しますと問題のブレーカはELB(過負荷、漏電保護ブレーカ)です。
二十数年使い続けた年代物だそうです。
蓋をあけたところ。
(危険なので有資格者以外は絶対に開けないでください!)
(青い丸のところが問題のブレーカ)
計器で測定してみましたが現状で漏電はありません。
主幹の中部電力のサービスブレーカがとばないので
使いすぎで容量オーバーはなさそうです。
ブレーカの劣化、故障の可能性を御説明し交換をお勧めしました。
その日はあいにく祝日で問屋が休みだったので当社在庫の
ブレーカー(矢印のところ)を仮に設置して終了。
一晩様子をみていただきましたところ一度もとばなかったそうで原因は
やはりブレーカそのもののようです。
(他に原因があればブレーカを交換しても直らないだろうという判断です)
翌日、問屋にブレーカを取りに行き無事に新品へ交換、終了いたしました。
ところで最初の写真でおかしな所が一つあります、判りますか?
正解は下段の右から2番目のレバーが逆だということ。
なんとブレーカが逆に付いていたんです。Why?
御客様も不思議がっていたので了解取って取付直しました。
極性があるので正常な方向に取付しておかないと必要な時に作動しません。
ブレーカの構造について興味がおありの方ははらでんフェスタに御来場ください。
喜んで説明させていただきます。
御依頼ありがとうございました。
電気のトラブルは「今日は無理だから明日調査」では困ります。
その場で解決できないことでも仮の部品などで一時的にでも復旧できるよう心がけています。
日曜祭日もちろん、お盆や年末年始なども応対しております。
(平日に比べ人員が少ない為、少しだけ御待ちいただくことがあります。
また、夜間休日の割り増し料金いただくことがございます)
他でダメでも当社に御問合せくだされば対応できるかもしれませんよ。