山奥の現場事務所に電気を入れたい
得意先の土木業者様から依頼です。
「山の上の土木作業で現場小屋があるが近くに電柱は無い。
工場の敷地内なので工場の設備から取りたいが何とかなる?。
使うのは照明、パイプファン、コンセント(石油ファンヒータ)のみ
エアコンやコンプレッサ、電動工具などは使わない予定」
とりあえず現地調査に伺います。
現地に伺うと会社と比べて体感でマイナス5℃くらい寒く感じます。
(9時に行ったのに現場小屋が凍ってました)
とにかく暖房しないと作業員の体がもたないと急遽手配されたそうです。
電気使用料金の処理や御客様設備への負担など考慮して
現場事務所や工事用仮設電気などは単独で中部電力から
引き入れることが多いのです。
しかし電話で伺ったとおり山中のだだっ広い造成地の工場敷地内、
かつ周囲は山と崖なので中電との単独契約は現実的ではありません。
工場の設備で使ってもいい所を数か所候補を上げていただいたのですが
どれも三相動力で100Vは近くにありません。
・・・・と屋外作業用と思われるコンセント盤があり
中に100Vコンセントがありました。
建物内の配線状況を確認して現場事務所程度なら
大丈夫そうなので説明し提案、発注いただきました。
ビフォー
アフター
4-5ヶ月程度の工期だそうですが電線を地面に転がしておく
訳にもいかず保護のための仮配管して電線を入線。
先方への接続は撤去時に現状復帰しやすいようにコンセントへ
プラグで接続、意外と手間がかかりました。
完了です。
工事が終了すると早速現場の社員さんが石油ファンヒーターに点火してました。
当日工事できたので喜んでいただけました。
御依頼ありがとうございました。
寒かったーーー。