反毛工場で電磁開閉器を交換です
得意先の反毛工場から依頼です。
「カット機がONOFFスイッチで停止できなくなった。
安全カバーを開けると止まるはずが止まらない。
(安全カバーを開くとリミットスイッチで止まる仕様です)
不便だし「もしも」があるといけないから修理して。
原因は電磁開閉器(マグネット)だと思う。
前から動き悪かったし。」
カット機とは古着など綿の原材料を裁断する機械なのですが
服にはボタンやファスナー、その他金具類や出し忘れた財布や時計などが
入っておりカット機に絡まったりするので時々安全カバーを開けて
中身をかきだしたりしないといけません。
機械を止めてやればいいんですが慣れた作業なので
動いている機械にそのまま手を突っ込んでしまい
「もしも」が起きてしまうのです。
カバーを開けたら機械が止まるようにしておけば何の気なしに
原料に手を入れても機械が勝手に止まってくれて安心ですね。
いわゆる「フールプルーフ」です。
一応現地を確認して同容量のマグネットを大至急で問屋に注文。
入荷しだい交換に伺います。
ビフォー
アフター
ケース付きだと納期が3週間くらいと長くなってしまい御不便をかけるので
中身だけ交換しました。(つまりケースは流用です)
ケースを一度はずす必要があるので作業的には少し手間がかかりましたが
中3日位で交換できましたので事故が起きる前に対処できました。
御依頼ありがとうございました。