センサ内臓照明が壊れました。
「倉庫の照明が点きっぱなしになった。
診てくれる?」
「喜んで伺います!!」
こちらの倉庫は照明器具自体に人感センサを内蔵して
壁の明るさセンサで全体のONOFFを制御しています。
(球替え時などの為、手動スイッチも併設しています)
そして暗くなって人が通ると点灯し一定時間で消える仕組みです。
省エネですねえ。
12台ほどの照明が付いているのですが個別に人感センサが付いています。
(赤い矢印のところがセンサです)
そのうちの1台が点灯したまま時間が経っても消灯しません。
調査してみるとどうもセンサ部分が故障しているようです。
センサを外したところ。
(ハーネスで簡単に外れる構造です)
電気の知識の無い一般の御客様は絶対に真似しないでください!!。
部品を外す際や外したあとの状態で火災や感電事故になる危険があります。
センサを外すと蛍光灯としては問題無く点灯するので
センサだけを取り替えればOKですね、とお客様には説明して帰りました。
気楽に電材問屋に注文すると・・・なんと「部品供給終了」の回答が。
「ええーーー?!」
公共施設で使われる照明ですし部品保有には定評のある
某P社の製品だったので安心してましたががっかりです。
照明器具の主流がLEDに移りましたので蛍光灯はどんどん縮小されています。
部品の供給も自然縮小なんでしょう。
2013年のカタログには現行品で載ってるのに2017年に
部品取りできないなんて酷いような気もしますがこれも時代の流れでしょうか。
それにしても他の御客様にも何件か納品してるのにどうしてくれるんじゃ?。
さて気を取り直して LEDの同等品を提案し取り換えることになりました。
ビフォー
アフター
(良い角度で撮れなかったので違う箇所の写真です)
しばらく待って自動で消灯するかを確認。
ちゃんと消えました(赤い矢印がセンサです)
御依頼ありがとうございました。