高圧受電設備改修工事第3弾
高圧設備にも耐用年数、つまり寿命があり
順番に取り替えていかないといけません。
機器によりますが概ね15年、20年、25年が目安です。
過去記事「高圧受電設備改修工事第2弾」でSOGと高圧一次側ケーブルと
VCBとPCSを交換させていただいたお客様です。
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今回は変圧器TR(トランス)と断路器DS(ジスコン)と計器用変流器CT
計器用変圧器VT、それに避雷器LA(アレスタ)の交換です。
これでキュービクル内の渡り配線と低圧側以外は一通り新品になります。
トランスは容量がギリギリだったので今回一回り大きくするのですが
なにせコイル=鉄の塊と絶縁油が目一杯入っているので
一台200kg以上になり搬出搬入が大変です。
(狭いので実質2人しか入れないのです・・・・)
高所作業車のクレーンを使ったり道板を敷いてズりこんだりして
なんとか交換しました。
ビフォー
アフター
ジスコンなどは同じメーカーの同じ仕様の物を取付たので
ぱっと見判りにくいですが全て新品になっています。
保安協会さんにチェックと耐圧試験をしていただきます。
(通常送電の6600V以上の高電圧をかけてテストするので
立ち入り禁止なのです)
再送電、無事に完了しました。
ありがとうございました。