階段下倉庫のスイッチを表示灯付に交換です。
得意先の工場の総務部門から相談です。
「階段下の倉庫の照明が時々点きっぱなしになってる。
鉄扉を閉めると中の明かりが外から見えないので
数日点いたままで気付かないこともあるので苦になる。
対策してください。」
・・・意外と難しい注文です。
普段は要る物を取りだすだけですが日によっては
倉庫内で何時間か整理作業する日もあるそうです。
人感センサーの取付や遅れ消灯型タイマスイッチも
提案してみましたが
「タイマスイッチではその都度時間を設定できたとしても
点灯してから一定時間で消えてしまうのはダメ。」
「人感センサではセンサの反応しない死角に入って作業する場合も
あるので却下。」
(明かりが漏れない鉄扉なので途中で消灯してしまうと
真っ暗な部屋に閉じ込められてしまうのです)
ここは一つアナログな手段で対策することにしました。
写真のように倉庫入口鉄扉の外に照明のスイッチがあるのですが
普通の片切タンブラスイッチから点灯表示付スイッチ、
いわゆるパイロットランプ付スイッチへと交換することにしました。
点灯表示、つまり照明が点灯してる間はスイッチの内臓ランプが
点灯しているので倉庫の外から照明の点灯が判ります。
予定外の時間にスイッチが光っていたら扉を開けて一声かける、
誰もいなければ消灯すればいい、というルールです。
ビフォー
アフター
倉庫内の点灯状態が一目で判りますね。
最先端の機器を導入するばかりがベストな選択とは限りません。
一見アナログな方式のほうが状況に合致することもままあります。
(費用的にもはるかに安いです!)
後日伺いましたらイメージ通りだったそうで喜んでいただけました。
御相談いただき有難うございました。