工場の水銀ランプの交換です。その1:設置場所を確保するのが肝心です

得意先の鋳物加工工場からの依頼です。

「天井の水銀ランプの球切れが増えてきたのでそろそろ替えてくれる?

急がなくていいから。」

「喜んで伺います!。」

 

一つ一つ切れるたびに球替えしていると工賃・経費がかさむので

ある程度切れた箇所がまとまると御依頼いただくのが通例になっています。

(2-3年おきに10-20ヶ所の交換させていただいてます)

 

こちらの工場では大型の工作機械が入っているので天井が高く、

通常の梯子や足場では届かない為ランプの交換ができません。

ちなみに灯具がチェーン吊で取付してあるのでランプチェンジャー

(高枝切ハサミのような専用の便利グッズ)での取替は不可です

よって高所作業車の使用となりますが作業時間は短いので

高所作業車の経費は1個替える経費と10個替える経費とで

大きくは変わりません。

(工賃は個数と状況によりますけど)

  

 高所作業車を場内に入れての作業なので工場の休業日で

材料の少ない日を狙います。

 はじめに予約した土曜日曜は前日金曜日に先方さんの都合で

急遽材料が山盛り搬入されてしまい高所作業車が入れないため延期。

(工場長から申し訳ないと言っていただきました)

翌々週の土曜に作業させていただきました。 

CIMG1036

 

当社所有の高所作業車のおかげで安全に作業できます。

(若干トラブルありましたが後日記事に上げておきます)

 CIMG1034

他社の電工さんで身の軽い強者はホイストクレーンの上を

歩いて交換していくそうですが落ちたら一巻の終わり。

自分が死ぬのも嫌ですがお客様に御迷惑おかけするのは

もってのほかです。

 

無事に18灯の交換が完了できました。

 

ランプ寿命の個体差や使用頻度によるのですが

A棟は全49灯で約3ルーチンで全交換になります。

(B棟もあるので工場全体ではもっと多いですけど)

 

作業中にいろいろトラブル?ありましたが内容は次の記事でアップします。

御依頼ありがとうございました。



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