支給品防犯カメラ取付でハマりました。
お客様から
「アマゾンで買った無線LAN接続の防犯カメラを取付してほしい」
との依頼です。
無線LAN接続なので信号線の配線は不要なのですが電源は必要です。
つまり工事内容は
ACアダプタの収納
100Vコンセントの配線
カメラ本体取付
が主工事です。
ただ、品物が配送中とのことで本体の資料は事前にはいただけませんでした。
当然現物も当日にならない現認できません。
まあ何とかなるか、と思い数パターンの材料を用意して当日を迎えました。
しかし、最初からハマりました。
まずカメラ本体の取付方法が判らない。
工事説明書が入って無いのです・・・・。(やはり中国製のようです)
仕方が無いので本体のネジを恐る恐る少しずつ緩めながら
取付方法と可動範囲を試行錯誤。
壊してしまっては元も子もないので慎重に、逆に言えば
余分な手間と時間をかけて調べていきます。
やっと取付できました。
さあ、設定だ、と唯一の取扱説明書、アプリ版を取り出し読み進めると・・・・?。
「最初は有線LANで接続して、スマホでカメラの画像が見えたら
有線LANから切り離すとそのまま無線接続が有効になる」
とあります。
・・・やれやれ。
せっかく取付したのにまた取り外しです。
お客様に立ち合っていただきカメラを有線LANに接続。
(ルーターは何処?という過程もありましたが省略します)
アプリを立ち上げてもらうと・・・何もしないのに画像が映っています。
???。
娘さん「・・・もしかして父が登録までやっといてくれたのかも・・」
なんでもこのカメラをネットで買われたのもお父さん。
この手の分野に詳しい方だそうです。
工事に立ち合いしていただいたのは娘さん。
娘さんは
「全く判らないので全部お任せします」
という方でした。
それならひと言伝言しておいていただけたら・・・・
取り外して2階のルーターまでカメラ本体を持ってきた作業はマルマル無駄骨・・・。
他にもSDカードの挿入と確認が
判らなかったりでなかなか難儀な仕事になりました。
(正面のレンズを外して基盤(?)を取りだして差し込むのです・・・
後々のメンテが全く考慮されてません)
気を取り直して元の位置に復旧します。
実際の画像でカメラの視認範囲の確認していただき角度の微調整。
やっと終了しました。
無事映るようになったので
娘さんからは
「手間取らせてしまって申し訳ありません」と
お詫びと御礼を言われました。
恐縮です。
御依頼ありがとうございました。
追記:
弊社で仕入れ取付する場合は事前に性能や取付方法、設定手順まで
調べてからお客様に提案しますし工事にかかってから「あれれ?」
ということはまずありません。
しかし支給品の取付にはこのような行き違い、予想外の手間が
発生する場合が多々あります。
支給品取付の場合は工事費に若干経費を上乗せさせていただいておりますので
御理解御協力よろしくお願いします。