ロータリーエンコーダーの交換です。

得意先からの依頼です。

「既存の設備のロータリーエンコーダーが壊れてて

パレットが予定の位置に止まらない。

部品は有る。

交換できる?。」

「とりあえず拝見します。」

ロータリーエンコーダーというのはモーターやギヤ、ローラーなどが

どれくらい回転したかを検出する部品のことです。

例えばベルトコンベアなどで部品がベルトの上を移動してきたときに

「ローラーが何回転したらこの位置からこの位置までベルトが動く」と

入力しておけば動作の自動化が図れますね。

 

現状の部品と代替の部品、軸との連結ブラケットを確認させていただき

工事が可能なことを確認しました。

見積を作成してメール添付。発注いただきました。

 

ローラーの下、ピンクの矢印の所に問題の部品があります。

DSCN4449

 既存のローラーをはずすために連動用のチェーンを分解。

 DSCN4450

現状の部品を取り外してみると・・・

 DSCN4456

 

連結ブラケットはかなり前から破損していてテープで応急処置してありました。

よく見ると軸がずれています。

DSCN4457

これだけずれていると連結ブラケットが破損するのもうなづけます。

DSCN4459

代替品を固定金具へセット。

sDSCN4465

スペーサーを使って軸合わせして連結ブラケットに

無理がかからないよう敢行しました。

(写真でみると簡単そうですが取付手順の関係で調整するたびに

全部分解しないといけないので結構大変でした。)

DSCN4466

取替完了です。

(ローラーの復旧は省略いたします)

 

この日は機械が停止する日曜日の指定施工でした。

休日で全体のシステムが動かせない関係で当日は試運転ができません。

ちょっとドキドキしましたが週明けに無事に動いたようで良かったです。

 

御依頼ありがとうございました。

 

 

 

 



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