支給品取付でトラブルです。
得意先からの依頼です。
「洗面所に換気乾燥暖房を設置したい。
商品はネットで安く購入するから取付だけ頼みたい。
位置も指示するので電線や工具だけ持ってきてくれればいいです。」
「判りました。やりましょう。」
いつもはもっと条件付けて取付不可の場合の費用負担などを
細かく取決めするのですが毎年のように何がしか工事を発注していただく
上得意様で気心が知れてる間柄なので言われた通りぶっつけ本番で
当日とあいなりました。
取付場所に案内されて、
さて、支給品と御対面。
説明書を熟読して工事手順を確認。
寸法取りに入ります。
(取付希望位置です)
乾燥機能もある為、外壁を貫通して100mmφのパイプを入れる必要があります。
本体の形状から配管位置を計算すると・・・。
外壁面の庇にもろに当たってしまいます。
屋外フードも取付できそうにありません。
なんとかずらせないか色々計算しましたがどうにもなりません。
御客様に連絡して診ていただきました。
「こんな感じで穴開け寸法がまずいんですけど・・・」
型紙を当てながら状況を説明します。
「えっ!・・・。
本当だー。」
御客様も色々思案されましたが結局取付を諦めることになりました。
「せっかく来てもらったのに申し訳ないねえ。
経費は次回の請求にプラスしといてくれる?。」
「ありがとうございます。
そうさせていただきます。」
一般の御客様ですと「工事してないのに料金取るの?!。」とか言われることもあります。
現場まで足を運ぶ経費と人件費、拘束時間に対しては全部とは言いませんが
ある程度の費用負担をお願いしておりますので御了承ください。
最後までお読みいただき有難うございました。