天井補修:プラスターボード貼り替え
得意先の産廃処理業者様からの依頼です。
「アームロール車のアームで天井壊しちゃって、
治してもらえるとこ知らない?。
ベッコリ逝っちゃって下地の骨から直さないといけないと思う。」
「程度にもよりますが弊社でできると思いますよ。」
「ホント?、実は別に柱にも小さい穴が有るんだけど・・・」
電気配線を隠蔽、つまり目に見えない所を通して綺麗に納めたい、
そのためにいろいろな技(ちょっと恥ずかしい、、、)
を使って配線します。
その一つが天井ボードの仮はずしと復旧。
特に事務所や工場などでよくみかけるジプトーンは化粧ビスで簡単に
固定してあるので取り外しも比較的容易です。
天井板をところどころはずして天井裏を配線していき、
施工後に元通りにすれば新築のような配線が可能です。
その関連で下地の組直しや点検口の後付けなども技術としては
持っています。
さてアームロールとはフックロールともいいます。
こんな車ですね。
産廃などを積んだコンテナを自力で積み下ろしできる車のことです
コンテナを持ちあげる関係でピンクの矢印のように
結構高いところまで可動できます。
もしアームの操作を誤ると(低い天井なら)突き破ってしまうのです。
こちらの御客様は自社ビルの一階にコンテナ置き場があって雨に濡らさず
仕分けや保管ができるのですがアームを上げ下げする際にアームが
天井に当たってしまった、という訳です。
気を取り直して天井の補修にかかります。
幸い野縁受け(通称:親バー)は無事でしたので
破損した野縁シングル(通称シングルバー)を切り取って撤去。
野縁ダブル(通称ダブルバー)を代わりに挿入して金物で固定していきます。
用意した同じプラスターボードいわゆるジプトーン(通称:虫食い)を
カラーボードビスで固定して終了です。
ビフォー
アフター
完了しました。
「綺麗にしてくれてありがとう。
お宅は何でもできて助かるわ。」
恐縮です。
御依頼ありがとうございました。