換気扇故障で対応ですが・・・。その1
4年ほど前に新築で電気工事一切をさせていただいた御客様からです。
「トイレの換気扇が動かないみたい。」
「・・・みたい?。
とりあえず伺います。」
こちらは元請の方針で換気扇(いわゆるパイプファン)には
全て電気式のシャッター内臓タイプが導入されています。
(ちなみに断熱・省エネのためです。意外とコスパ高いですよ!。)
作動時には電気シャッターが開いてファンが回り、
停止時にはファンが止まってルーバーが閉じる仕組みです。
今回はスイッチ入れてもシャッターが閉じているままので
中のファンが直接見えない=回っているかどうか判らない。
なので、
「動かないみたい」
という表現になったようです。
(実際はシャッターの上に白い化粧グリルがついてますので
シャッターが開いてるかどうかさえ
お客様からは判りにくいのです)
さて、この換気扇を操作するのはパイロットホタル0.5Aという
やや珍しめのスイッチなのですが
このスイッチ(下段)もランプがついたままになって操作しても変化無しです。
(本来はオフ緑ピカ・オン赤ピカで切り替わります。)
てっきりスイッチの故障と思い、
(換気扇は普通10年は平気で動くので劣化や故障は頭にありませんでした)
持参したスィッチと交換して何の気無しに通電すると、
「パン!!」
と音がしてスイッチから火花が。
「えええーーー??!。」
スイッチが壊れました。
今までに無いパターンです。
そこそこ長いこと電気工事やってますが換気扇が原因で
スイッチが壊れたことは今までありません。
漏電にしろ短絡ショートにしろ、先にブレーカがとぶことが多いです。
内臓の電気シャッターの回路的な不具合でしょうか?。
症状が出たのは2017年で取付から18ヶ月ほど経過していました。
当然保証期間12ヶ月は過ぎているのですが故障が早すぎるので
製造販売元と対応を検討したいと思います。
続きはその2で。