集塵機のファンモーター交換です:再び。その2
集塵機のファンモーター交換です:再び。その1
の続きです。
無事に退出・・・。しかし、2時間ほどして御客様より連絡がありました。
「ボン!とすごい音がして動かなくなった!!!。
すぐ見に来てくれる?。」
「えええーーー?!。
段取りしますので少しだけ御時間ください。」
現場の途中でしたが丁度手が空いている者がいたので
引き継ぎして後を頼みお得意のところへ向かいます。
調査開始。
「ボン」と大きな音がしたのは手元ブレーカ―の飛んだ音。
つまり漏電ですね。
まずはブレーカの2次側(電源側の大元)で絶縁測定。
0.5MΩでブレーカが作動する数字ではないのですが1線のみ悪いので
どこかで漏電しているのは確かなようです。
分解した物を再組み立てする際にケーブルを挟んだのかも・・・、
と慎重に分解していきますがそれらしい箇所は発見できません。
ひととおり分解したのでモーターの絶縁状態を測定しますが正常です。
・・・あれれ?。
この状態でケーブル(のみ)も測定しましたが正常値。
分解したら改善されてしまいました。
やっぱりどこか挟んでいたのでしょうか?
もう一度慎重に組み立てると完成した状態になると漏電しています。
困りました。
悩んでいても仕方がないのでもう一度測定しながら分解です。
順にビスを外して測定、部品を外して測定、ネジを回して測定・・・・。
3台あるうちの一番古い、交換して無いモーターを固定するネジを
外したところで漏電が解消されました。
確認のためモーターを本体からはずしてコンクリートの床に置いて絶縁測定すると
0.5MΩが表示されます。
本体に載せただけでは漏電しません。
取付ビスで固定すると再び漏電状態になります。
むむむ。
その3へ続く