電灯増設で色々気付かされました。その2
「電灯増設で色々気付かされました。その1」の続きです。
こちらの御宅は新築時から太陽光発電が導入されています。
つまり売電と買電に対応するために
メーターが2つ取付できる引込盤を取付してありました。
二つの窓、それぞれにメーターが付いてました。
しかし、現在は一見するとメーターが無くなったかのような
おかしな位置にメーターが1台だけ。
なぜこんなことになったか?。
それはスマートメーターが売電と買電、正方向と逆方向を
1台2役で測定できる構造になっているからです。
でも、メーターがおかしな位置に付いていたら
数字が読み取れず検針できませんね?。
(検針窓の中間の枠で数字が読み取れない・・)
実はスマートメーターは(一部地域を除いて)センターと
無線でやりとりして計測ができるようになっています。
従来のように検針員が各戸をまわって目視で検針しなくてもいいんですね。
すごい時代になりましたねえ。
なのでメーターの表示部が多少見難くても問題無いのです。
(原理的には屋内など隠れたところにあっても電波が届けば問題無い)
ちなみにこちらのメーターが中央の変な位置になったのは
既設配線の長さを変えずに届く位置で取付けたせいだと思われます。
だったらあんな無粋な物を目立つところに取付しなくても
いいのでは?と思いがちですが一応検針もできるように
道路から目視できる位置に取付するのは変わらない方針とか。
電気の業界もIT化でそれなりに変革が進んでいるようです。
お読みいただきありがとうございました。
追記:
このスマートメーター、内臓サービスブレーカの契約容量を変更したり
契約の停止(停電)や開始(通電)まで遠隔操作できるとか。
電気料金の支払いが滞ると突然電気が切られたりするんでしょうか・・・。