照明提案は余計なお世話でした(反省)
玄関の照明が暗いとのことで交換させていただきました。
入り口部分(写真左手)に立派な白木造りの照明器具が下がっており
60W相当の電球が入ってます。
一歩あがって目スキ天井(写真右手)には2ow(15wかも)と思われる丸型蛍光管。
30年以上の年月を経て新品の球に替えてもチラつく有様。
夜御客様が訪れたとき、宅配の受け取りなどの書き物をするのに
手元が暗くて非常につらいそうです。
いろいろ提案させていただきましたが最終的に御客様が選ばれたのは
これでした。
一応LEDですが部屋用の丸形、しかも見切り特価品です。
「うーーーーーん、デザイン合ってねー」と正直思いました。
しかし、御客様の考えでは
「玄関入り口側、たたきの部分は照明は必要ない、
入口側は現状で明るさ十分、照明器具も立派で気に入ってるから替えなくて良い。
廊下側の照明は実用本位なのでとにかく明るいのがいい
埃が積もるから天井取り付けで丸いシンプルな物が良い」
との明快な答えでした。
来訪者も入り口側の照明は見るけど奥の廊下側の照明は見ない
とのことです。
たしかに天井の段差もあって照明の形なんか気になりません。
自分も試してみましたが見えるのは手前の白木のペンダントのみ。
電気工事の営業をしていると、どうしても
「デザイン揃えたほうがカッコいいのに・・・」
「LEDでも消費電力が少ない新型LEDのほうが・・・」
「センサーライトすれば防犯にもなるし便利だし・・・」
とか思ってしまいがちです。
しかし、夜に玄関で何かする機会が月に何回あるか、という
こちらの御客様にとっては費用もかからずこれで十分なのでした。
売り手側の勝手な提案、ひとりよがりの提案に猛反省です。