電源用丸形コネクタが内部断線しました。
コロナの影響で店舗型飲食業は売り上げ激減で大変。
ならばテイクアウトやキッチンカーで売りに出よう。
という流れがありますね。
得意先の拉麺店の方が朝イチで突然来訪されました。
「屋台のコード切れた。
これから営業なので電気がないとお手上げ。
今すぐ直してほしい。」
キッチンカーは調理自体はプロパン等のガスかもしれませんが
冷蔵庫や調理器具、照明、換気、音楽、その他で電気も様々使います。
公園での花見など観光イベント、野外なら燃料式発電機等でもいいかもしれませんが
(写真はメーカーサイトより)
街中の商店街やショッピングモールなどでは騒音や臭いで近所迷惑ですね。
なので出店先で電気を分けてもらうことも珍しくありませんし
車も両方対応できるようになっていることも多いそうです。
今回、車に電源を接続するのはいわゆる100V延長コードですが
屋台側は丸形電源コネクタ(オスメス)で接続する仕様でした。
(写真はメーカーサイトより)
コード側のコネクタの入口で電線が切れています。
分解してみると端子は半田付けのようですが
コーキング状の樹脂?で固められています。
どうやって補修しようか悩みました。
突き合わせコネクタやスリーブで繋ぐと
コネクタに収まらなくなる、
樹脂をバラシて本来の端子を発掘していては
時間がかかって開店に間に合わなくなってしまう。
なので途中で芯線同士をハンダ上げ接続。
TICキャップとビニルテープ巻で絶縁してコネクタを復旧。
(完了写真が足りませんでした・・・反省)
来社から約15分くらいで作業終了できました。
お客様は、
「ありがとう!!。
間に合った!!。
請求はいつものとこで!!。」
と話もそこそこに車に飛び乗って出店先へ向かわれました。
「お気をつけて・・・・。」
御依頼ありがとうございました。