ベランダ床のFRP防水が破れました。その1
ある晴れた休日のことです。
普段は用の無い自宅のベランダに久しぶりに出てみると、
床に亀裂が。
「げ。」
FRPがパックリ割れて合板下地が見えています。
長さが50センチにもなり盛り上がっているので指が入ってしまう状態。
「・・・なんじゃこりゃー!?。」
拙宅は花粉症・共働き・その他もろもろの理由で洗濯物は部屋干し。
サッシの雨戸(シャッター)の開け閉めは毎日してますが、
それも朝も夕も薄暗い時間の操作なので
外の床の様子は普段は全く見えていませんでした。
いったい何時からこんな状態に・・・。
築12年ほどで新築ではないですがまだまだ古くはない家なのにガックリです。
さて、このままではマズイのでツテを頼って専門業者を頼みました。
「新築なら建てた工務店に責任もって直してもらったら?」
と思われる方もみえるかもしれません。
しかし筆者が家を建てていただいた建築屋さんとは諸事情により
仕事上の付き合いが無くなってしまっています。
絶縁した訳ではありませんが、あらためて声をかけるのは色々気が引けます。
それにもしかすると施工不良かもしれないので無関係の第三者に診てもらうのも
いい機会かもです。(医者のセカンドオピニオンみたいな感じですね)
依頼すると早速現状確認に来ていただけました。
「(割れ目を見て)あーー、稀になりますね。」
「原因とかあります?。」
「下地の合板が熱や湿度で湾曲と復元を繰り返すとFRPが変形して盛り上がっていくんです。
後は滅多に無いですけどFRPの下に水が入って腐食したりとか。」
「今回はここだけですけど他の部分が浮いてきたりはしないですか?。
全部やり直しですかね?(泣)。」
「破れた部分もFRP自体はしっかりしてますし
下地合板の腐食もなさそうです。
(一通り床を踏み鳴らしてみて)浮きも無いので大丈夫だと思いますよ。
永久保証はできませんが。」
「安心しました。」
口頭でザックリ見積もりをもらってそのまま工事依頼しました。
その2へ続く