動力契約の減設工事です。その1
「動力契約の減設工事」と聞いてすぐに内容の判る方は
少ないのではないでしょうか。
一般家庭では、
電気=単相100V/200V、電灯契約
と思います。
一方、工場や店舗などで
常時大型エアコンを動かしたい、
工作機械・モーターなどパワーが欲しい時、
三相200V動力契約というものがあります。
基本料金は別にかかりますが同じkwの使用料は
電灯の三分の一で済み、パワーがあって仕事もはかどるので
主に業務用として普及しています。
この三相動力契約はブレーカ契約と負荷設備契約があり
使い勝手とメリットから負荷設備契約が大半です。
(詳しいことは弊社フェスタへお越しくだされば図入で説明させていただきます)
負荷設備契約とは実際に使う機械が例えば3台あるとすると、
3台の電気的な仕様を電力会社に申請します。(電気屋さんでないとできません)
設計と検査を受けて契約容量を決定します。
機械ごとの容量で契約していると故障や更新、廃止、追加などで
変更があった時どうするのでしょうか?。
負荷設備契約の場合、機器の変更があったらその都度
電力会社に報告して契約内容を更新しなければいけません。
新しい機械を追加して電力を沢山使うと設備(お客様設備だけでなく電力会社設備も)が
容量オーバーになってしまうかもしれません。
逆に機械が減ったり省エネの機械と入れ替えた場合は
契約を更新すると基本料が減って節約になります。
動力の契約は基本料割高、使用料金は従量制で割安に設定されていますので
基本料が減ると結構バカになりません。
その2へ続く