電球取替え心得の巻じゃ
家庭用照明器具は自分で電球交換できるように
設計されている物がほとんどじゃ。
ただ、いくつか注意点もある。
以下に記すので心に留められよ。
心得8ヶ条
{スイッチを切れ}
{足場の確保じゃ}
{手順の確認じゃ}
{グローランプをチェックじゃ}
{同じ電球を手に入れろ}
{電球代をケチるな}
{照明器具にも寿命がある}
{LED照明に交換するのもあり}
それぞれ解説いたそう。
心得1
{スイッチを切れ}
まずは作業前に確実に壁スイッチを切ることじゃ。
交換する際に電球の金属部分やソケット、電線や部品に
触るとビリビリくることがあるぞ。
古い照明でスイッチが無い部屋はできればブレーカを落として
作業するのがよいができない場合はより一層注意して作業されよ。
心得2
{足場の確保じゃ}
高いところや無理な体勢での作業は避けるのじゃ。
キチンとした脚立や足場を使わず踏み台や椅子で代用するのは
もってのほか。
怪我をしては基も子も無いぞ。
古い照明器具は硬くなってたり脆くなってたりするので
力一杯はずした拍子に人間も落下してしまうのはプロの世界でも
あることじゃ。
ご注意なされよ。
心得3
{手順の確認じゃ}
自分ではずせる照明器具か確認じゃ。
できれば取扱説明書を見て手順を確認すると良い。
照明器具によっては本体に手順が書いてあることが
あるが判らない場合はあきらめて専門家に見てもらうことじゃ。
心得4
{グローランプをチェックじゃ}
最近は大分減ったが蛍光灯には点灯管、グローランプが
付いた機種がある。
このタイプの蛍光灯はグローランプが劣化すると点かないので
蛍光管を新品に交換しても点灯しないことも多いぞ。
グローランプがガラス管の場合は黒くなって光らなくなったら
交換時期じゃがアルミやプラスチック外装のタイプは見ても
わかりにくいのでどちらも同時に交換するのが吉
グローランプが緩んでいて点かないだけのこともあるので
交換する前に締め直してスイッチいれてみるのも一興じゃな。
心得5
{同じ電球を手に入れろ}
電球を買いに行くときは電球に書かれた記号を間違いなく控えて
から買いに行くことじゃ。
数字や記号が一つ違うと使えなかったり光の色が違って
残念なことになるかもしれん。
一番良いのははずした電球をお店に持ち込んで同じものを
買ってくることじゃ。
はずした電球を店頭のリサイクルボックスで処分すれば
ゴミも減って環境にも優しく一石三鳥じゃ。
心得6
{電球代をケチるな}
安い電球は切れやすいぞ
100円ショップで電球が売ってる昨今だが国産メーカーの
商品は割高な分長持ちするぞ。
更に国産メーカーでは従来より長寿命なランプも販売しておる。
交換の手間を考えるとかえって割安かもしれん。
安物買いの銭失いにならぬよう、よくよく考えることじゃな。
心得7
{照明器具にも寿命がある}
電球を替えても点きが悪い時は照明器具本体の寿命かもしれん。
蛍光灯に内臓されている安定器という部品の寿命は15年といわれておる。
今点灯していても折を見て丸ごと取り替えるのが吉。
心得8
{LED照明に交換するのもあり}
先の心得8と関連するがメーカーは既に白熱電球の生産を終了し
蛍光灯型照明器具の生産も近々終了する。
LED照明の時代がやってきたと言ってもいいじゃろう。
10年間、球切れやチラつきに悩まされないと考えれば球切れを機に
思い切って取り替えれば省エネになってお財布にも優しいぞ。
ちょっと長くなってしまったが、たかが「電球交換」と思わず
気を引き締めて作業することじゃ。
快適な生活を送られるよう祈っておるぞ。
では。
(今回は忍者風にまとめてみたぞ)