ベランダ床のFRP防水が破れました。その3
さて、床仕上げは無事に終了しましたが、
ビフォー
アフター
写真を見て「あれ?」と気付いた方は建築関係の方かも。
エアコンの室外機がありませんね。
弊社ではエアコン工事もさせていただいていますので
作業前に自分で取り外ししてから施工してもらいました。
言うまでもなく床に障害物が何も無い平面の方が
作業の能率が良くなり仕上がりにも反映されますね。
エアコン室外機の一時取り外しはガスを一度
回収して分離。
復旧時に再充填しないといけないため
取り外し取付で数万円程度の工事費が発生します。
費用をケチって防水業者が一時架台で持ち上げたりして施工すると
冷媒管が痛んでガス漏れや床塗装のムラができたりして後々トラブルの元です。
業者によっては「室外機の下は塗装痛んでないから」と
室外機をおいたまま施工してしまうこともあるとか・・・。
今回は防水施工完了後、再設置したので全て完璧に仕上がりました。
ベランダ床の防水施工の際には室外機の取り外しをお勧めします。
弊社でも承りますので遠慮なく御問合せください。
お読みいただき有難うございました。
補足:
本文で
「取り外し取付で数万円程度の工事費が発生します。」と
記載しましたが家庭用でオーソドックスな背面取付での場合です。
取付状況によって費用は変動します。
稀に工事前からガスが抜けてしまっていたり配管の状態が悪く
再配管が必要な場合がありますので御注意ください。
意外と大変なのが外した室外機の置き場。
今回は2台でベランダ面に空いてる部屋がありましたから部屋内保管できましたが
普通はそんなこと無いし台数も3~5台のことも珍しくありません。
なので一度地面まで降ろしたり最悪弊社で預る場合も・・・(有償です)。
見積の際には運搬費保管費も考慮されるとよいかと思います。