電動シャッターの改造(?)です。その2
「電動シャッターの改造(?)です。その1」の続きです。
停電時には電力会社からの電気が停止します。
電力会社に代わって電気を送る仕組みを考えればいい訳です。
しかし仮に電源配線が取りだせたとしてどこへ繋げば・・・。
「ああ、ポータブルのガソリン発電機があるからそれで動かせる。」
さすがです。
切り替えスイッチ等では操作を誤ると誤送電や逆潮流により
事故や火災が起こる可能性があります。
お客様といろいろ相談しましたが平型コンセントと平型プラグにより
商用電源と発電機電源を切り替えるのが一番わかりやすくて
事故も起き難いのでは?という結論にいたりました。
施工状況です。
平常時
停電時
動作テストして問題ありませんでした。
「これで停電が来ても安心だ。
ありがとう。」
御依頼ありがとうございました。
追記:
今回のお客様は機械に強い方で仕組みと危険性を理解され
ポータブル発電機をキチンとメンテ・運用できていて
自己責任を理解されているお客様です。
一般のお客様にはお勧めしていませんし、
依頼されても普通はお断りする内容ですので御了承ください。
(上記の理由により敢えて配線図や配線状況は記事に載せていません)
電動シャッターはメンテ中に挟まれ・巻き込まれによる
死亡事故が多く発生している大変危険な設備です。
点検口を開けて覗き込むのはプロにまかせて
絶対に立ち入らないようにしてください。
最後までお読みいただき誠にありがとうございました。