エアコンの点検に伺いましたが・・・

御客様よりエアコン点検と水漏れ調査で声をかけていただきました。

レスキュー出動です。

 

早速現場をみさせていただきフィルターの取り外し方法を実演。

(掃除は御客様ご自身でなされました)

カバーが開かない構造で赤矢印の方向にそのまま引き下げるタイプです。

ちょっと珍しいですね。

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さて、水漏れ調査ですが確かにドレンパンという水を受ける部分に

水が貯まっています。本体は水平です。

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冷房運転してもあふれるほどではなく一応流れてはいるようです。

 

詳しく伺うと数日前に暑さと湿気でフル運転していたら水が落ちてきたけど

それ以外は大丈夫だそうで流れの滞りと排水量の急増が合わさって

一時的に溢れたのかな?という感触です。

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(写真丸の所から排水されます、覗くだけで精一杯、手は入りません)

 

問題は排水の出口がわからないこと。

 

こちらはマンションの一室なのですが外壁に面しておらず

配管は全て隠蔽、つまり壁の中に埋まっています。

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ガスを通す冷媒管は対応する室外機のところで接続されているので

わかりますが排水のためのドレン配管はどうやら壁の中もしくは床下

で他の排水へ合流して流してしまっているようです。

 

出口がわかれば掃除機で吸ってみたりワイヤーで配管内を

掃除して流れを改善できるのですがこのままだど排水の掃除はできません。

 

お客様と協力して探してみましたが見つからず、管理会社でも

そこまでは把握してないようで伺っている間は回答はもらえませんでした。

(お客様のほうで引き続き問い合わせしていただくそうです)

 

本体も十数年が経っているそうなので買換えされる時に掃除することを

提案いたしました。

取替えの時には本体をはずす=排水管が露見しますので

強制的に空気や水を流したりワイヤーを通したりして

掃除することができるかもしれません。

 

御客様はHPを見て連絡いただきましたから排水詰まりの改善を

御覧になって期待されていたと思いますので

当社としても大変残念な状態です。

 

隠蔽配管は見た目綺麗に収まりますし通常取り付けできない場所でも

取り付けできる工法ですがトラブルの時には厄介ですね。

 

御声かけいただきありがとうございました。

 

 



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