見た目は家庭用エアコンですが実は業務用です。
「壁についてるエアコンの取替を見積ってほしい。」
との依頼で現地調査に行きました。
見た目は普通のエアコンです。
しかし、銘板を見るとパッケージエアコン、つまり
業務用のエアコンです。
見た目は似ていますが能力が全然違いました。
室外機もデカい、重い。
代替品・同等品を見積提出、早速取替工事と相成りました。
作業中
冷媒管配管も一回り太い。
一般的なルームエアコンだと通称2分3分(もしくは2分4分)の太さですが、
既設の配管は3分5分。
隠蔽配管なのでどうしても既設の冷媒管を流用したい。
異径接続でサイズダウンして。なんとか取付しました。
ドレンホースも背中つなぎだと流量が確保できなかったらしく
直で壁に落としているので繋ぎが短い!。
その他もろもろ色んな意味で大変でしたが
なんとか上手く収まりました。
しかし、試運転が済まないうちから奥様と大奥様から
「・・・何か前のぼろいエアコンの方が冷えてた気がする・・」
というつぶやきが。(ちなみに打ち合わせは御主人がされています)
最近のエアコンは省エネの為か立ちあがりが昔と比べて緩やかなことが多いです。
20数年前といえばまだ定速運転が主流。
現行品が大半インバータ式になっているのと比べると
ガツンと全力運転して目標室温近辺で運転停止、という
ON か OFF か というある意味わかりやすい動作です。
冷える時はガビガビ冷えるのでどうしてもそんな気がしてしまうのでしょう。
冷えることは間違いないのでしばらく使っていただくことで終了しました。
御依頼ありがとうございました。
追記:
実は試運転が終わらないうちに奥様が操作してしまい
うまく作動していなかったのもあるようです。
後日、電源切って再試運転をかけ完了したら
ちゃんと冷えるようになり納得していただけました。
やはりマニュアルどおりの手順で作業するのは大事ですね。