電動シャッターの不具合です。
得意先の豪邸からです。
お宅に見合った立派な半地下のガレージです。
「電動シャッターがおかしいの。」
「どんな風にですか。」
「ボタンを押してる間しか動かない。」
「???。」
通常はボタンを一度押して離すと
開ききる(一杯まで上昇)か
閉じきる(一杯まで下降)か
すると止まる。
逆にそれまでは動き続けるはずですが
ずっと押してないといけません。
この手のシャッターは動作が遅いので意外と不便です。
「修理できる?。」
「回路的なものなら判るかも・・。
調べるのでちょっと待っててください。」
(リピーターなので費用了承は省略です。)
上昇下降は正常なのでモーターとかではなさそう。
リミットスイッチか巻き上げ制限センサか
それに関連した配線異常が疑われます。
制御回路のリレーとかだと何とか交換できますが
基盤とかだとシャッターメーカーへ修理手配に
なってしまいます。
点検口を開けてしばらく調査しましたが
異常は見当たりません。
ふと見るとシャッターの下端に部品の横に
取り扱いシールが貼ってあります。
{略・・・ボタンを押している間しか動かなくなったら
センサの電池切れです。交換してリセットしてください。
リセットの手順は・・・略}
これだあーー!。
軽トラックの備品に単4電池4本も手持ちがなかったので
お客様に相談すると支給していただけたので早速交換。
リセットすると無事に正常作動しました。
「こんなところに電池が要るなんて知らんかった。」
「ですよねー。」
弊社も勉強させていただきました。
御依頼ありがとうございました。