エクステリアに合わせて室外機を移動しました。

某豪邸で一軒家が建つほどの広さの広――いお庭で

以前より使用中のBBQ用の設備を更新されるお客様です。

電気や水道も色々改修される打ち合わせの中で

「せっかく綺麗にするんだからエアコンの機械も移動したいよね。」

という話になったそうで弊社に声をかけていただきました。

 

エアコンの機械とは室外機のことです。

 

掃き出し戸の連続するリビング(ホール?)に面した

屋根付きポーチのまさにド真ん中に設置してあるエアコン室外機。

標準的な取付で不備はありませんが確かに不便というか邪魔ですね。

室外機をポーチの外へ移動すればリビング・ポーチ全体を広々使えます。

 

見積して発注いただけましたので工事予約して施工。

室外機を移動するには一旦冷媒ガスを回収して

室外機を取り外し、移動

冷媒管を施工し直して

排水用ドレン管を新たに施工して

接続に漏れが無いか真空引きという作業で気密を確認

冷媒ガスを再チャージ

試運転

完了

と新規取付並に手間暇かかります。

ビフォー

アフター

一番難しかったのはドレン排水。

現場的に約4m横引きしないといけないのです。

水を流すためには水勾配と呼ばれる高低差が必要です。

水勾配は最低1/100必要、つまり4m=400センチの横引きでは

4センチ以上の高低差が必要です。

掃き出し戸の下は約10センチ。配管の太さを考えるギリギリ。

結構大変でした。

エクステリアさんもお客さんも

「綺麗にやってもらってありがとう。」

とお褒めの言葉をいただきました。

工夫と苦労が認められてとても嬉しかったです。

お読みいただきありがとうございました。



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