インターホン、受話器式からテレビドアホンへ。
得意先のお客様から相談がありました。
「インターホンが時々鳴らないから画面付きの今風の物に
替えてもらえるかしら。」
「喜んで!。」
現地に伺って現状を確認しますと親機には配線が複数入っています。
「???」
(親子式なら電源と信号合わせて2本だけですが信号線3本で計4本入っています)
「・・・そう言えば2階にも受話器があったわ。
使ってないけど、ピンポンは鳴ってた。」
2階の受話器は信号線のみで作動するタイプ、
つまり同じ機能の増設モニタで対応しようとすると100V電源が必要。
こちらの御宅はいわゆるデザイン住宅系で造りが凝っているので
配線の追加は大変手間がかかり費用に大きな差が出ます。
何より美観の問題があります。
「2階にも通話機能やモニタ画面が必要でしょうか?。
あと1階から2階への呼び出しとか・・。」
「そんな使い方したこと無いから要らないわ。
でも2階に居る時にピンポンが聞こえなくなるのは困るかな。」
ワイヤレス子機の高級機種も提示してみましたが不用とのこと。
お客様と相談して2階には受話器の代わりに増設スピーカーを
取付することになりました。
ビフォー
アフター
2階はピンポンの呼び出し音のみで通話はできませんが
こちらの御客様には十分だそうです。
門塀も比較的新しいサインポストでパナソニックの標準サイズの
玄関子機がそのままハマる型だったのでスマートに仕上がりました。
「時々呼び出し音が鳴らなくて来客に迷惑かけてたのよ。
助かるわあー。」
と喜んでいただけました。
御依頼ありがとうございました。