高野山へ
今年の年初めに、一度行ってみたかった和歌山県の高野山へ行きました。
なぜ行きたかったかと言うと、世界遺産だからです。(笑、そんな事かよって言われそうですが、、、)
それともう一つは高野山麓の橋本駅~極楽橋駅間を走る特別列車「天空」に乗りたかったからです。(苦笑)
夜明け直前、地元美合駅を出発し、近鉄で大阪難波へ。ここでバスも乗れる高野山フリーきっぷを購入しホームへ。
南海電車に見るのも乗るのも初でして、南海なんば駅で「もしかして見られるかな?」と思っていたのが
特急「ラピート」、まるで鉄人28号が電車になったような感じで武骨でしたが、内装はシックで落ち着いた雰囲気でした。
関西空港への専用電車との事、一度乗ってみたいなぁ!最近、何だか乗り鉄みたいになってきました。(笑)
これが特急ラピート。
12:02、なんば発急行に乗り橋本へ、途中通天閣やあべのハルカスが左に見えました。そう言えば、昨年5月に行ったなあ~、なんて思いながら。
橋本駅に着くと緑色の特別列車「天空」が。これに乗るためには橋本駅ホームで特急券をまた別に買わないと乗れません。
これが天空車内です。すべての座席が左に向いてます。
「天空」に乗り、極楽橋駅へ。で、ここからさらにケーブルカーで高野山駅へ。
ここのケーブルカーの傾斜はスゴイ!高野山駅の看板と後の窓枠の角度の違いでわかるかも、、、、。↑
高野山とは、和歌山県北部にある1000m前後の山々の総称で弘法大師空海が820年ころに修行の場として開いた高野山真言宗
の総本山であり、比叡山と並ぶ日本仏教の聖地なんだそうです。
何せ到着が14時なのでゆっくり見られないのでさっさとバスに乗り込みます。
高野山駅からはバス専用道路しかなく、一般車は入れません。ここは1000mの山の上なので通行量が少ないせいか、路面は真っ白、凍結してるんじゃないの?としか見えない道をバスは普通にスタート。考えてみれば運転手さんたちは毎日運転してるんですから当たり前と言えば当たり前ですね(笑)
世界遺産の奥の院へ。
バス停から2Km続く参道を歩くと左右一杯にお墓が!その数20万基以上なんだと!!
戦国大名のお墓の6割以上がここにあり、豊臣家のお墓も。日本の超有名大企業の名前がついたお墓も、、、、、。ん?
そのたくさんあるお墓の中にな、な、なんと!!親鸞聖人のお墓も、、、でも浄土真宗の宗祖である親鸞聖人のお墓がなぜ真言宗総本山に???と思ったら、供養塔なんだとか。調べてみると親鸞聖人のお墓は京都の崇泰院にあるそうです。
ちなみに原田家は浄土真宗西本願寺派です。(どうでも良い情報でしたね、苦笑)
続いてまたバスに乗り込み金剛峯寺へ。
こちらも世界遺産。
新年早々は拝観料が無料と言う事で早速中へ。
冷た~い中を歩いて行くと、豊臣秀次が自刃したと言う部屋が、、、。おお~怖っ!そう言えば、さっき豊臣家の墓所があったなあ。
そのすぐ先の中庭に足跡一つない雪景色があって思わずシャッターを!
あ~陽が落ちてきました。急いで壇上伽藍(金堂)へ。
金堂の屋根から融け始めた雪がドサッドサッと落ちてました。
根本大塔に入るとニット帽に手袋をしたカップルが手を合わせてました。
入口には”脱帽”と書いてありましたが、こう言う事を親が教えないのは私たち親世代の責任でもあるなぁ、と感じました。
ここまででタイムアップです!帰りの電車がなくなります(^_^;)
思えば強行スケジュールでした。途中1泊すればもっとしっかり拝観できましたが、新年の予定が詰まってましたので
今年はこれで、またいつかゆっくり来たいと思いました。
17時高野山発に乗り、帰宅は23時前!!
長時間、お疲れさまでした。