先行(隠蔽)配管済みの御宅にエアコンを取付しました。
知り合いの知り合いから依頼です。
「新築でリビングが建物の中央なんで、
エアコン取付できるように
壁の中にあらかじめ配管をしておいてもらったんだけど
取付は断られちゃった。」
「???。」
先行配管は隠蔽した業者が取付もするのが普通です。
というのもドレン配管の始末や冷媒管の長さなど
微妙に施工が違うので他社の配管はやりにくい。
さらに壁の中がキチンと施工されているかも心配。
配管が折れていたり穴が開いていたりしても
こちらの取付工事のせいにされてしまう可能性があり、
遠慮したいのが本音です。
現場を拝見すると丁寧に配管されている様子なので
これなら大丈夫かな思いましたが一応免責付きの見積を提出。
発注いただきました。
ビフォー
アフター
カバーも復旧。
試運転して問題なく完了しました。
「どこに頼んでも断られて困っていたの。
助かるわー。」
と言っていただけました。
御依頼ありがとうございました。
追記:
デザイナーハウスのエアコン取付でこの手のカバーを
見かけることがありますが弊社では薦めません。
壁掛け式のルームエアコンは開放壁に取付して
周囲にスペースを確保するのが基本です。
囲ってしまうとショートサーキットを起こして
冷暖房の効率が低下するだけでなく
エアコン本体の寿命を縮め故障の原因にもなります。
(今回はキチンと空間と風の流れが計算されていました)
ルームエアコンは安いが見苦しい、隠したいと仰るなら
奮発してハウジングエアコンを選択することをお勧めします。