HEMSって何?スマートメーター編

 

 

「発電所編」の続きです。

各家庭に「電気の使用量を節約してください」といってもなかなか難しいですね。

「今日は電力が厳しいので節電お願いします」

と呼びかけがあってから

「生活に支障のないように5部屋にあるエアコンの設定温度を1度ずつ下げて回る」

・・・・考えただけで面倒です。

「調理の手順をずらして 湯沸かし>炊飯>電子レンジ>オーブン>IH調理器と時間差で使用する」

・・・料理が出来上がるころにはさめてしまいそう。

そもそも呼びかけに気が付かないかも。

いや、気づいても無視する人が大半でしょう。

 

将来スマートメーターがHEMSと連携するようになると

電力会社からの信号で使用する電気を自動で調整してくれるように

なることを目標としています。

(もちろん生活に支障のない範囲で)

前回も書きましたが発電、送電の能力はピークを基準に考えているので

少しのピークカットが、とーーーーーっても大きな意味を持つんです。

ピークカット

数年先に迫った電力の小売り自由化。

たとえば昼間は安いけど夜間は割高な電気と

その逆に昼間は高いけど夜間は割安な電気と

時間帯別に切り替えて使用するとします。

でもどこでそれを記録するんでしょうか。

今までの電気メーターでは時間で切り分けて計測するなんて全く考えられなかったですが

スマートメーターなら可能になります。

 

数年先には全家庭の電気メーターがスマートメーターに切り替わる予定です。

HEMSもそろそろ入れ時ですよ、お客様!。

小難しい話を読んでいただきありがとうございました。

 

(画像はPanasonicのサイトよりお借りしました)



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