ペン型インパクトドライバを修理してみました。
内線工事の電気屋さんの必須アイテムになった充電式ペンインパクトドライバ。
ペンと言うだけあり細身のボディでかさばりません。
スイッチコンセントなどのネジ回しの作業の高速化のみならず
インパクト、回転に打撃が加わるので柱や木下地、造営材への
照明器具の取付などもこなせるので非常に重宝します。
これが最近調子悪い。
スイッチを入れてもすぐに回らなかったり作業中に止まったりするようになりました。
問屋を通してメーカーに送り調べてもらうと、
「スイッチ部品交換で8千円税別」という回答。
しかし同じ商品、バッテリセットで新品2万円強。
ペンインパクト本体のみなら新品で8千円程。
全体の消耗など損得考えて今回は買い換えとしました。
さて、しばらくして修理しなかった本体が帰ってきたので
興味本位で時間のある時に分解してみることにしました。
というのも調子の悪い時期に
「ハンドルを折り曲げると止まって真直ぐにすると動く、
あるいはその逆」ということが度々あったのです。
・・・これはハンドル部分内部での断線か接触不良では?。
と考えダメ元で開けてみました。
すると案の定?、充電池のソケット?部分でハンダが切れて断線してました。
(メーカーにも伝言してあったのですが前述の回答、とほほ)
半田ゴテとハンダでリード線を繋ぎ直すと・・・
・・・・治りました。
なんだかなあ。
メーカーのサポートセンターではケースを開けずに診断してるんでしょうか?。
あるいは断線が判っても「部品交換」でしか対応できない仕組みなのかな?。
(スイッチ部品=スイッチと電池ソケットその間のリード線が1体物、
つまりいわゆるアセンブリになっていてユニットで交換するしかない、とか)
しばらく使っていますが特に支障ないのでそのまま使いたいと思います。
御読みいただきありがとうございました。
追記:
本記事は充電工具の修理を推奨するものではありません。
記事の内容についても責任を負いかねます。
修理の受付や仲介・代行も基本的にしておりません。
工具の蓋を開けると保証期間内でも保証が無くなるばかりか
有償修理も受け付けなくなることが多いです。
個人で修理した工具で怪我・死亡事故などおきても
当然メーカーは責任取りません。
労災や傷害保険も問題ありと判定されるかもしれません。
どうぞご理解いただけますようお願いいたします。