LANケーブルのカテゴリーについて:その2
その1の続きです。
最新のトレンド?はcat6A。
従来のcat7に置き換わる形で採用が増えてきました。
これには理由があって従来は光ファイバーの契約回線の速度が
上がってきたことが原因と思われます。
従来は契約1Gbpsが最大だったのが2Gbps、5Gbps、
さらには10Gbpsの回線契約までが現れています。
しかも源流というかNTTやKDDIの本線の設備が順次更新高速化しているので
設備を揃えれば実際に10Gbps近く速度が出るらしいです。
CAT6Aのケーブルの構造
介在物に加えてアルミシールド、ワイヤーまで入って、
更に固く曲がりません・・・・。
でも10Gbpsのためなら我慢我慢(笑)。
そうなると住宅や店舗でもそれに見合った設備に改修して
高速インターネットを実現しようということになりますね。
cat5eでは1Gbpsが限界らしいのでそれ以上の速度が必要な場合に
cat6Aを使います。
「そんな高速回線で何するの?」と思いがちですが
コロナ禍でリモートワークやズーム会議などが流行ったですが
たくさんの人が同時に、多大な負荷をかけると段々厳しくなっていきます。
判り易く例えると、
1軒の家で一人が1Gbpsを必要とすると1Gbpsの契約で十分ですが
1店舗に10人が働いていて各人1Gbps必要なら店舗全体では・・・
10Gbpsが必要ですね。(実際にはそこまで極端ではありません)
今までのインターネット環境では役不足になって見直しが進んだようです。
時代は変わっていきますね。
弊社もお客様にベストな提案ができるように
勉強していきたいと思います。
御読みいただきありがとうございました。