エアコンから水・・・、ドレンパンが割れてました。その1
エアコンの記事が続きます。
得意先から連絡です。
「エアコンから水がタレてくる。
診てもらえる?。」
2年ほど前に弊社で取付させていただいたエアコンです。
今頃施工不良も無いとは思いますがお困りなので即日伺います。
ポッタン、ポッタンとまあまあな量です。
量が多いのでバケツで受けてて、
とても申し訳ない気持ちで一杯になりました。
カバーを開くとフィルター自動掃除なのにほこりが一杯です。
「???」
「ああ、エアコン切るとゴーゴーうるさいから
まだ止まってないと思って
その都度[停止]を連打して止めてた。
マズい?。」
「・・・マズくは無いですが宝の持ち腐れですね。」
ダストボックスをはずしてフィルターを外して、
ペンライトとデンタルミラーでドレンパンを覗き込むと
なんかヘドロっぽい物が見えました。
「・・・これかな?」
ドレンホースの出口から掃除機で吸ってみましたら
ヘドロ的な物が出てきましたので
「これで解決かな?。」
と思いましたが漏水は止まりません。
ドレンパンのへドロが完全にとれてないのかなと考え
市販のエアコン洗浄スプレーしてから水道水の注入(溶けた汚れを洗い流します)
しましたが
漏水状況は変わりません。
漏水の位置やスピード、今までの対応から総合的に判断しますと
「ホースの詰りからくる溢れ」
「湿度過多により結露水が大量発生してオーバーフロー」
「ドレンパン自体の結露による出水」
「冷媒管の結露による水垂れ」
「ホースの接続不良による継ぎ目からの漏水」
などではなく
「ドレンパン(水受け)自体の割れ・穴による漏水」
と推測しました。
そうなるとメーカーサービスマンによる点検・修理が必要になります。
取付から2年ほど経ってしまっていましたので
有償になる旨お客様に説明してサービスを手配しました。
その2へ続く