ダイキン工業の工場見学に行きました。その1
扇港電機(電気関係の問屋さんです)の招待で
エアコンで有名なダイキン工業の堺工場金岡製作所の
見学をさせていただきました。
工場内は撮影禁止なのでここではお見せできませんが
古いのにとても綺麗な工場です。
駐車場でバスを降りるとあまりの静けさに
「今日は工場休み?」
と思ったほどでした。
それもそのはず、周辺の環境にも配慮して「ドッシャーン!!」と
大きな音の出る巨大なプレス機などは広い工場の中心部に集めてあり
近隣に音や振動が響かないような工夫がなされているそうです。
こちらでは主に業務用のパッケージエアコンを生産されており
工程にもいろんな工夫があって感心しました。
これだけ自動化されている昨今でも機械では難しい部分は
まだまだあるようで放熱フィンにU字型の銅管を通すのは
人が手で行っていました。
2m近いような細い銅管を束になった何百枚のアルミプレートに
次々刺していくのは見事な技です。
「ロウ付け」といういわゆる溶接作業もほとんど機械で自動化されていますが
最終的には人の手でやらないといけない箇所が残るそうで
社内の検定に合格した数人の方が「ロウ付け」を任されているそうです。
さすが業務用エアコンの販売台数が世界一のダイキン工業ですね。
ちなみに創業は1924年、大阪金属工業所としてスタートしたそうで
大阪の「大」と金属の「金」で「大・金」、ダイキンとなったそうです。
ちょっとトリビアでした。
ダイキン工業、扇港電機の皆様、大変お世話になりました。
ありがとうございました。