近接センサが不調です。その1
得意先の紙器工場の担当さんからです。
「枚数カウンターがしばらく前からおかしい。
自分で交換したら更におかしい。
何で?。」
「・・・とりあえず伺います。」
一見さんなら「機械屋さんに診てもらって」と断る案件です。
自分で勝手にいじっているということは
正しい配線や部品が判らなくなっている可能性が高い。
元の図面が残ってないと正にお手上げになります。
こちらは得意先で担当者も気心知れて話も判る方なので
やるだけやってみます。
「この紙送機だけど」
「機械の動作とは関係なく独立して
枚数を数えるだけの装置がこれ」
「枚数のカウントが多かったり少なかったりするから
近接センサの故障と仮定。
メーカーに問い合わせたら廃番だったから
代替品を購入して交換。」
「前よりマシになったけど、やはり誤作動おさまらん。
なんで?。」
対応としては非常に適切で正しい処置です。
「センサの設定調整は」
「いろいろ試したけど完全には・・」
こちらは古い機械でも大半図面が残っているので
調査がしやすい方ですがこういった細かい装置までは
さすがにありません(そもそも無い?)。
自分も同じことを一通り試してみて現状把握。
カウンタ本体も装置も正常のような気がします。
一度持ち帰って調べてみることにしました。
続く。